酸蝕歯に注意 [健康]

遠い昔。歯磨きで「333」というのがありました。「1日3回、食後3分以内に3分間」という意味です。いまではどうなっているんでしょう。

ところがこの歯磨き習慣が歯によくない影響をあたえるかもしれないという説もあります。虫歯、歯周病に続く歯の病気、酸蝕歯。「さんしょくし」と読むのですが、酸性の飲食物(果物、果汁、炭酸飲料)を摂り続けることで溶けてしまった歯の状態のこと。まあ虫歯も酸で歯がとけてしまうことなのですが、酸蝕歯の場合はどうちがうのでしょうか。

食後は酸の働きによって、アルカリ性の歯の表面が溶けて柔らかくなっています。このような状態で歯磨きをしてしまうと歯が擦り減ってしまうという危険があるというのです。

一方、唾液には酸を中和する成分があります。また唾液には、歯の成分カルシウムが含まれていて、これが歯の表面に付着して、溶け出した歯を再石灰化する働きがあります。

ということは食後すぐに歯磨きをすると、やっぱりよくないのでしょうか。



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